12/18(水)信州美術会会長米津様から絵画を寄贈いただきました

上田高校校長

2024年12月18日 18:43



 
信州美術会会長の米津福祐さまより絵画をご寄贈いただきました。本校の卒業生(53期)でもある米津さんは東御市出身の江戸時代の力士雷電為右衛門の絵で有名な方です。16日(月)に贈呈式を行いました。



 ご寄贈いただいた絵は同窓会館に雷電の大作2点を、校内に5点を展示させていただきました。抽象的な絵、風景画などいろいろなテイストの絵があるのですが、いずれの絵も勢いを感じます。
 米津さんは子供のころ絵を教えてくれた先生方への感謝を何度も口にされていました。山本鼎の自由画教育運動の影響もあって、「感じたものが尊い」と小さいころから教えられたそうです。上手に描こうとする必要はない、たとえ下手であっても感じたことを思いのままに描くことが重要ということを信念として何十年も絵を描いて来られたそうです。
 そのお話を伺って、それは絵だけではないよな、と感じました。例えば作文を書くとき、プレゼンをするとき、スピーチをするとき、上手なものより、思いがこもったものの方が響くことがよくあります。生徒の皆さんも米津さんの絵からその思いを感じてほしいと思いました。

校長室の「霧のカタチ」

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