3/5(水)驥山館全国書初展覧会

上田高校校長

2025年03月05日 20:15

 書道班と書道選択の生徒総勢10名が校長室を訪れてくれました。驥山館全国書初展覧で入賞した生徒と、別の展覧会で賞を取った生徒たちです。顧問の先生にせっかくなので賞状を渡してやってくれないか、と頼まれました。驥山館(きざんかん)というのは長野市篠ノ井にある書道の美術館?博物館?なのですね。川村驥山という著名な書道家の作品を中心に展示しているようです。
 で、そちらが主催される書道展ということですね。皆さんの賞状とともに作品も返ってきたので、ついでに、どうしてその字を選んだのか、気に入っているところ、難しかったところ、などそれぞれいろいろ教えてもらいました。
 かなで和歌を書いた生徒は、はじめてかなに挑戦した。漢字とまた違ってたのしかった。と教えてくれました。私が卒業証書の署名すら苦労しているお話は時々書いていますが、この生徒たちは、「文字」だけでなく「余白」の美しさも追求していることがわかりました。文字が横にそろって、均等に余白があくと美しいのだそうです。書道選択で入選した生徒は、授業中に仕上げたのが、ハンコをさかさまに押しちゃって、放課後先生の所に行ってやり直した。と言っていました。これまた追求する姿勢でいいですね。
 生徒たちの作品はどれもこれも上手で、本当に感心しました。ご指導いただいている顧問の先生のおかげですね。ありがとうございます。





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