3/31(月)令和6年度最後の日

 令和6年度は今日が最後の日です。月曜日が令和6年度最後の日で、明日火曜日から令和7年度がはじまって、一日あいて初職員会、次の日が始業式、また次の日(土曜日)が入学式ですから、今週は怒涛の週になります。今週末に入学式というのが一番信じられません。
 今日は朝から転任される先生方が顔を出してくれました。一番最初の先生は、8時台に顔を出されて、「これで、、、、」とおっしゃいましたが、
何時からいたんだろう。というか、今日来た意味って?でもきっとわざわざあいさつに来てくださったんですね。
 その後、9時からはことし退職される先生方に退職の辞令をお渡しし、勤続の表彰状もお渡ししました。みなさん40年ほどお勤めされたとのことです。長い年月ですが、振り返られるとあっという間なのかもしれません。本当にお疲れさまでした。ひきつづきお勤めの先生方はよろしくお願いいたします。
 その後、来客があったり、出かけたりでバタバタとすごし、午後は少し書類作成をしました。夕方には今年で転勤される全日制、定時制の両教頭先生と事務長さんをたくさんの職員でお送りしました。2年間助けていただきましたが、みんないなくなってしまって寂しいことこの上ありません。新しい職場で元気にご活躍されることをお祈りしています。
 
 今年も1年間ブログをお読みいただき、ありがとうございました。気が付けばのべ5万人以上の方にお読みいただいたようです。恐ろしいことです。来年度、新しいブログの準備ができましたらご案内いたしますので、引き続きご愛顧いただけますれば幸いです。

 写真は校門の桜。入学式には咲くでしょうか。


  


Posted by 上田高校校長. at 2025年03月31日18:47

3/27(木)校務連絡会

本日は校務連絡会でした。来年度新しく本校に赴任される先生方が一堂に会します。とても人数が多く20人近い数でした。定時制は別日なので実はさらに多い先生方がお見えになります。
 みなさん少し緊張した面持ちで説明を聞いておられました。全体会のあとはそれぞれの教科と打ち合わせをしに各教科の研究室に分かれます。各教科の先生方にお迎えに来ていただくのですが、ちょっとワクワクの混じった顔でお迎えされていました。
 お世話になって転出していかれる先生方のご活躍とご多幸をお祈りするとともに新しくお見えになる先生方のご活躍も楽しみにしています。


  


Posted by 上田高校校長. at 2025年03月28日09:21

3/19(水)校章

全国の校長会のとある冊子に載せる原稿を書いている。回り順みたいなものなので仕方なく。他の校長先生からも助言をいただきながら一応仕上げて改めて執筆要領なるものを確認すると、顔写真と校章を載せて、本文の最後に2行程度で校章の由来を書いてください、とな?
 校章の由来?こーしょーのゆらい?上田高校との付き合いは結構長いですが(17年)校章の由来なんて考えたことなかったな。本校の校章は高学という文字をデザインしたもので旧制中学の頃の校章は中学という文字をデザインしたもの。上田という文字は使われていない。高校生の時から固有名詞が入っていないのは不思議に感じていた。由来かー、こんな時こそ学校史を紐解いてみる。学校史もなかなかで古いものから順々に見ていくが校章に関する記載はない。やっと高校第一編に戦後新制高校になった時に全校生徒に校章のデザインを募集して二年生の生徒の作品が一等に選ばれて校章になったという記載を見つけた。あんまり由来っぽくはないけど…。
 同窓会館にも行って事務局長さんにも聞いてみるがやっぱり由来を聞いたことは無いとのこと。 
 ま、とりあえず制定の顛末を書いてお茶を濁すとしよう。どなたか由来をご存知の方いらっしゃったら教えてください。


  


Posted by 上田高校校長. at 2025年03月19日21:43

3/18(火)瓦その2

昨日はブログをアップできませんでした。なんかたびたび書き損ねちゃうな。ずっと高校入試の業務が続いていて生徒が来ないので、調子がくるっているのかもしれません。
 昼間お散歩(?)というわけではないですが、外を歩いていて、門の屋根の新しい瓦が目に留まりました。先日修理してもらった瓦です。思いのほかちょっとだけ。写真でわかるでしょうか。明らかに他の古びた瓦とは違う趣です。新品の瓦もそのうち古びてきて他の瓦と同化していくのでしょうか。


  


Posted by 上田高校校長. at 2025年03月18日20:58

3/7(金)テニスコート

 卒業生が遊びに来てくれたので、お昼休み前後でお休みをいただいてお昼を食べに行きました。本校卒業の3兄弟の一番上のお兄ちゃんで、私はご縁があって、3人とも教えました。お兄ちゃんはクラス担任でもあったので、帰省したついでに遊びに来てくれたのでした。クラスの仲間たちの話や、台湾研修旅行、文化祭のアンパン制作の話など思い出は尽きず、あのころ楽しかったねえ、、、と感想は一致しました。先週卒業した
弟君も同様に楽しい高校生活を送ってくれたでしょうか。ソフトテニス班だった彼と顧問の先生の話をするうち、そういえば、テニスコート直してもらって使えるようになったんだよ。顧問の先生が必要な備品集めてくれたんだよ、という話になりました。
 あ、テニスコートきれいになってから見に行ってないわ、と思ったので、彼と別れてから見に行きました。本当にきれいになっていて驚きました。
土の入れ替えをして結構なお金がかかったのですが、予算をつけていただいて整備することができました。事務長さんはじめ事務室の皆さんのおかげです。上田市が学校のそばの上田城跡公園にあるテニスコートを順次閉鎖していく計画で、学校のコートが無かったら毎日遠くのテニスコートまで行かないと練習ができなくなってしまうそうです。学校のテニスコートも使えるようになったので、遠くのコートに行く日数も少し減らせるようです。閉鎖したテニスコートから顧問の先生が不要になった備品をもらってきてくれました。班活も多くの人の支えで運営されています。ありがたいことです。

  


Posted by 上田高校校長. at 2025年03月07日18:40

2/17(月)卒業証書

 本校の卒業式は3月1日に予定しています。現状式辞の内容も2%くらい。何かいいエピソードなかったかしら、と日々ネタ探しの毎日です。

 そんなわけで、現在は卒業証書を絶賛製造中、ということになります。数ヶ月前に、校長名を提出しました。毛筆で自筆で書かないといけなくて書道の嗜みの無い私には大きな試練です。去年も今年も書道の先生にお手本を書いていただいて1ヶ月ほど練習し、それでも大してうまくはならないのだけど、まあまあ許されるかな、というレベルの文字を提出しました。その文字や学校名が印刷された卒業証書の用紙が学校に届き、本校では書道の先生が卒業生の名前を入れてくれます。全定合わせて300人を超える生徒がいるので、筆耕はものすごい作業量です。自分なら考えただけで気が遠くなります。先日書道の先生におききしたところ、本当に現在絶賛作業中で、授業の空き時間を使って作業を進めてくださっているそうです。1時間の空き時間だとやれないので、2時間以上空いている時にやっているそうで、もう4組まで進んだとおっしゃっていました。半月残してもう半分か。すごいな。しかも予備の紙はひとクラスあたりほんの数枚。多分全部で20〜30枚くらいなのだろうと思いますが、それもまたすごいことです。たった4文字の自分の名前を書くのに数十枚の紙を無駄にする私とは違う。(当たり前)学校というところは面白いところで、いろんな分野のプロがたくさんいます。先生方が力を出し合って学校はうごいています。ありがたいことです。



  


Posted by 上田高校校長. at 2025年02月18日07:04

2/14(金)ピカピカ

写真は定時制棟一階の廊下です。ピカピカです。前期選抜の時に気づきました。定時制の養護の先生が時間をかけて磨いてワックスをかけてピカピカにしてくださいました。
 学校は普段のお掃除は生徒たちがやってくれます。放課後の15分くらい箒やモップをかけてゴミを捨ててというお掃除をしますがその時間ではなかなか丁寧にピカピカに、とまではできません。
 年末くらいから廊下の半分が通れなくなったりしていて少しずつ区切って進めていただいていました。こんなに変わるとは!お掃除大作戦をしてくださった先生ありがとうございました。

  


Posted by 上田高校校長. at 2025年02月15日07:40

2/7(金)お掃除

来週月曜日は前期選抜です。本校では定時制のみでの実施です。全県の定時制の中で唯一志願倍率が1倍を超えています。受検生の皆さんには平常心で全力を出して臨んで欲しいです。本日定時制は短縮授業で終了後先生方が会場準備と最終おそうじをしてくださいました。ありがとうございます。
 定時制棟一階は全日制一年生がお掃除です。写真はその分担の先生と生徒の微笑ましいやりとりです。まかせてください!がいいじゃないですか!ベストティーチャーもいいじゃないですか!先生と生徒がいい関係性を築いてくださっていることが素敵だと思いました。

  


Posted by 上田高校校長. at 2025年02月08日09:23

2/4(火)AI


昨日オンライン研修会でAIのお話を聞きました。AIが私たちが思っている以上に進化していること、今後どのような人材を育てていくべきなのか、など大変刺激的なお話でした。先日共通テストのAIの得点率が9割を超えて、これは東大受験レベル、とニュースで話題になっていましたが、実は東大の2次試験の数学でもかなりの高スコアをとるのだそうです。AI将棋と藤井7冠が将棋をすればほぼほぼAIが勝つようになっているそうです。でも、AI同士の将棋の方がレベルが高かったとしても、人は藤井聡太の将棋の方を好むだろう。そこが人間の存在意義だし、これからの時代を生きる高校生をどのようにはぐくんでいくかのヒントになる。というお話はとても腑に落ちました。

 そんなわけで、明日に迫った台湾高級中学訪問のWelcome Speechを書くのにCopilotというAIを使ってみました。いや、すごいわ。最初に、一回指示をだして、ある程度のものができてきて、さらに、このような内容も加えて、と指示してみると、それもいれてばっちりと作ってくれました。これ、読むと何分くらいかな?と聞いてみると2~3分ですかね、とそれも教えてくれました。すごいわ、AI。

 とはいえ、これをそのまま読んでも大して面白くないので、アレンジして自分の言葉になおします。それでもかなりの時間短縮です。生徒のみなさんも学習にうまく取り入れる方法を考えたらいいと思いました。たとえば、結局英作文は自分で書けないと意味がないので、全部書いてもらったら自分の力にならないけど、自分が書いたものの添削を頼んでみる、とか。書いたものを逆に日本語に訳してもらって意味が伝わっているのか確認するとか、AIと英語でやり取りしてみるとか。うまく使えたら勉強になると思いますよ。

 さてさて、スピーチ書きますかね。




  


Posted by 上田高校校長. at 2025年02月04日20:01

1/28(火)映画

週末に同僚の先生におすすめいただいた映画を見てきました。
「型破りな教室」上田では「上田映劇」さんでの上映です。メキシコのアメリカとの国境近くの小学校のお話です。治安の悪い地域でコンピューターも本もロクに揃っていないような学校です。そこに赴任した一人の教師が子供たちの可能性を見出し信じてともに学ぶ話です。その先生に出会わなかったら確実にギャングの一味になっていただろう少年、ゴミ山をあさって生活していただろう少女、小さな兄弟の面倒を見て学校を途中で離れていただろう少女が学ぶことの楽しさに目覚めてどんどんと自分から学びを深めていきます。前年に最低レベルだったその学校の学業の成績は、一気にトップレベルまで跳ね上がったそうです。でも、テストの成績なんかより、社会の底辺にいる子供たちが学ぶ楽しさに目覚めたことにより将来に希望を持てるようになる、そのことの方がよほど素晴らしいと感じました。
 ぶっちゃけ型破りってほどの感じはないです。こういう実践をしている学校はたくさん日本でもあると思います。それでも感動します。号泣シーンもありました。
 教員は子供たちの将来を応援できる素晴らしい仕事であると改めて感じました。上田での上映はもうしばらく継続しそうです。ぜひ多くの皆様にご覧いただきたい映画です。



  


Posted by 上田高校校長. at 2025年01月29日11:41