過日行われた長野県高等学校美術展で優秀な成績をおさめ、県の代表として全国大会に出場を決めたとのことでした。渋沢さんの作品は油絵で、タイトルに「メタモルフォーゼ」と入っています。どゆこと??と思いながら絵をよく見ると、渋沢さんの自画像なのですが、手を上に伸ばして何かをつかもうとしているようです。何だろう??とこれもよく見ると、あー、なるほど。プリキュアが変身するときの杖というか、ステッキというか、道具なのね。「プリキュアなの?」と確認すると、「そうなんです~」とのお答え。渋沢さん自身が変身してプリキュアになるところの絵のようです。感心したのは、そのステッキの質感。キラキラしている感じやプラスチックの感じがとてもよく表現されています。そして、構図。斜め上を見上げているのですが、この角度は鏡で見ながら描くのは難しい。写真にとるのも難しい。どうやったのか聞いてみると、自分がポーズをしているところを、顧問の先生が机の上に乗って上から写真にとってくれたのだそうです。なるほど~~~。
もう一人、笹沢さんは彫刻。眠っているのでしょうか、目を閉じた小鹿です。やわらかそうな毛並みがよく表現されています。顧問の先生も動物の彫刻をされるので、同じように毛並みも彫ってあるのですか?と聞いたところ、笹沢さんの作品は、絵の具で塗ってあるのだそうです。本物みたいな色合いで触ったら体温であったかいんじゃないか、と思うほどです。面白いと思ったのはタイトル。「焦り」だそうです。ゆったりと目を閉じる小鹿は少しも焦っているようには感じられませんが、内面に秘めている若者の焦りを表現したのだということでした。
どちらの作品もすばらしい。堂々と全国大会に出品してください。おめでとう!!
