1/29(水)金賞!

吹奏楽班の生徒がたくさん校長室にやってきました。
先日行われた中部日本個人重奏コンテストの県大会で金賞を受賞して、本大会に出場を決めたそうです。おめでとう!そもそも、重奏とこの前のアンサンブルコンテストはちがうの?と聞いてみると、「たぶん同じなんですけどアンサンブルコンテストは人数が3~8人で、重奏コンテストは2~10人なんですよ。」とのこと。ふむふむ。で、このグループは金管10重奏。10重奏!初めて聞く数でした。打楽器3重奏とか、クラリネット5重奏とかは聞きますが。10人というのは上田高校吹奏楽班の金管全員なのだそうです。ホルンやクラリネット、トロンボーン、ユーフォニアム,チューバなど一通りの楽器は網羅しているとのことでした。それぞれなんの楽器なの?と聞きましたが、意外と身体の小さな女子がユーフォだったりして全然見た目じゃわからないな、と思いました。(それはそう)
 まずは予選として音源審査があり、70グループほどから30グループに絞られ、30グループが演奏して、勝ち抜けるのはたった5組だそうです。その難関を突破したとは、すばらしい。曲はアラカルトというそうで、実際は長いものを5分程度に先生のアドバイスをもらいながら自分たちで構成しなおしたのだそうです。1年生と2年生が半々くらいで、何と男子も3人もいました。チームワークの良さを感じるグループでした。本選は3月22日、石川県の金沢歌劇座で行われるそうです。頑張ってきてほしいです。




  


Posted by 上田高校校長. at 2025年01月29日19:11

1/28(火)映画

週末に同僚の先生におすすめいただいた映画を見てきました。
「型破りな教室」上田では「上田映劇」さんでの上映です。メキシコのアメリカとの国境近くの小学校のお話です。治安の悪い地域でコンピューターも本もロクに揃っていないような学校です。そこに赴任した一人の教師が子供たちの可能性を見出し信じてともに学ぶ話です。その先生に出会わなかったら確実にギャングの一味になっていただろう少年、ゴミ山をあさって生活していただろう少女、小さな兄弟の面倒を見て学校を途中で離れていただろう少女が学ぶことの楽しさに目覚めてどんどんと自分から学びを深めていきます。前年に最低レベルだったその学校の学業の成績は、一気にトップレベルまで跳ね上がったそうです。でも、テストの成績なんかより、社会の底辺にいる子供たちが学ぶ楽しさに目覚めたことにより将来に希望を持てるようになる、そのことの方がよほど素晴らしいと感じました。
 ぶっちゃけ型破りってほどの感じはないです。こういう実践をしている学校はたくさん日本でもあると思います。それでも感動します。号泣シーンもありました。
 教員は子供たちの将来を応援できる素晴らしい仕事であると改めて感じました。上田での上映はもうしばらく継続しそうです。ぜひ多くの皆様にご覧いただきたい映画です。



  


Posted by 上田高校校長. at 2025年01月29日11:41